企業の目的は、顧客の創造にある、と昨日述べました。企業は、顧客の特定分野の問題解決の手段を、有料で提供しているからこそ、顧客を起点に事業を組み立てなければならないのです。 言い換えれば・・・
「商品=モノ」ではなく「商品=問題解決」なのです。 例えば、Amazon.comは、ネットでの『販売システムそのもの』が商品なのです。一つひとつの商品には何の特徴もありません。ところが、日常生活に必要な本は何でもある「品揃え」と、それを顧客の視点に立って「陳列」している見やすさ、ワンクリックで決済できる「買いやすさ」。さらには、かゆいところに手が届くような「情報提供力」で他を圧倒しています。 顧客の問題領域は様々に存在します。機能面での問題解決「どのような問題を解決するのか?」、品質面での問題解決「どのレベルで解決するのか?」、価格面での問題解決「いくらで解決するのか?」、時間・納期面での問題解決「いつ、どのくらい早く解決するのか?」、個別対応面での問題解決「どこまで要望を聞き入れてくれるのか?」、サービス面での問題解決「付帯サービスは何があるのか?」、数量面での問題解決「購入単位はどのくらいか?」、ブランド面での問題解決「どの程度信じていいのか?」・・・。 我々KWDの商品は、「どれ」」と「どれ」で独自性と差別性を図るのか? つまり、『我々の商品は何か?』との問いに明確な答えを出さなければならないのです。その答えこそが、我々の魅力を規定するものなのです。 この問いに挑むのは、社長や経営陣だけではありません。マーケティング部のメンバーだけでも不十分です。KWD全社員が真摯に挑み続けなくてはならないことなのです。 今日、私が皆さんにお伝えしたいことは、顧客を起点とした『商品=問題解決』のあり方であり、考え方です。そしてそれは、常に顧客と非顧客を見つめ、絶えず進化や変革をし続けなければならないのです。でなければ、『顧客の創造』を永続させることなどできるはずもありません。 KWDは、急速に組織を拡大させています。同時に部署も増設し、その役割も明確になっていきます。しかし人員の増加と部署の役割の明確化を進めれば、「縦割り」の弊害も生じてきます。どんなに拡大化と明確化が進んでも、KWDには全社員が積極的に参加し、挑み続けなければならないことがたくさんあります。 今日のテーマもその一つです。決して第三者にならず、当事者意識を持ち続けて下さい。 それでは、今日もよろしくお願いします。 |