今日は“本質を見抜く力”についてです。私は一時期コンサルティング業をやっていました。愛媛県や大手コピー機販売企業、ホテルチェーンなどのコンサルティングを時給5万円でやっていました。 私が初めてコンサルらしきことを行ったのは、東京海上時代のことです。
ある美容室のオーナーから『青山さん、俺日本一の美容室をやりたいんだけどさぁ』。 (私)『日本一って、この店を?』。 (オーナー)『いやいや、100店舗ぐらい作って、オレの技術で日本中の人を喜ばせたいんだ』。 たった2店舗のオーナーは、目を輝かせて私に言った。 (私)『じゃぁ、まずハサミを置こうよ!そして、技術をつくろうよ!』。 (オーナー)『えっ、どうして?』。 (私)『オーナーが持っているのは技術じゃなく技能だよ。それに100店舗もやるんならプレーヤーやってたらダメだよ。技能を100人の店長さんに伝承しなきゃね』。 (オーナー)『どういうことだよ?オレは誰にも負けない技術を持ってるよ。ハサミなんか置いたら、店やっていけなくなるよ』。 (私)『はは(笑)、だからハサミを置いて、自慢の技能を技術にした上で多くの若者に伝承して、多くの経営者をつくるんだって!そういう環境に身をおかなきゃ!もたもたぐずぐずしてたらジジイになっちまうよ。スピードが命だよ』。 こんな感じの会話が私のコンサルデビューだった。その美容室は、今では全国に100店舗近く、年商も100億に届こうとしているそうだ。 次の話は、皆さんがホームセンターの店員になったつもりで考えてください。 (お客)『すみません。電動ドリルはありませんか』。 (店員)『はい。いらっしゃいませ。電動ドリルですね。こちらにございます。え〜と、どういったのをお探しですか?これなんかは、お値段も手頃で、使いやすいのですが・・・』。 この店員さんでは、顧客を満足させ続けることはできません。一体何が悪いのでしょう? 皆さん、考えてみて下さい。ちなみに今のプランニング班がこのレベルにあります。商売をやる以上、ひとつ覚えておくべきことがあります。 『〜お客様は自分自身が欲しいものを知らない〜』 この言葉に違和感なく素直にうなずけるのは、■■部長以外に何人いるでしょう? 営業マンは、顧客の真のニーズ(本質)を見極めなければ、生き続けられません。昔の■■部長は、私から怒鳴られまくりでした。私が客のニーズは何だ、と問えば、『これこれです!』と明確に答える。そこで私は本当に間違いないのか、とさらに問う。そこで■■部長は『お客が自分から言ってきましたので、間違いありません!』と胸を張る。即座に私の怒号がオフィス中に響き渡る。『馬っ鹿も〜ん!そんなもん「客が・・・と言っていた」だけやろが!』。昔の■■部長は本質に迫まれていなかったのです。そんな彼も、今やKWDの売上を一人で稼ぎ出すスーパー営業マンです。 本質を見抜く力は、全員に必要なものです。ホームセンターの話の答えは、明日朝にコメント欄に記述しておきますので、皆さんも考えてコメントしてみて下さい。それでは、今日もよろしくお願いします。 |